【最新版】海外送金Wiseを徹底解説〜登録方法・メリットとデメリット・送金方法【図解付き】〜

【最新版】海外送金Wiseを徹底解説〜登録・海外送金の方法【図解付き】〜

※この記事は2024年1月6日に加筆修正しました。2023年内のwiseの変更点を追記しています。

海外移住を考えるならぜひ使いこなせるようにしたいWise。 Wiseは他の海外送金方法に比べて手数料が安く、お得に海外送金ができるサービスです。

・海外移住を考えている

・中・長期の留学を予定

・パートナーが駐在員として海外で働く

・海外赴任が決まった

こんな方におすすめです。はたまた、

・数ヶ月〜1年未満の滞在

・バックパックで世界一周の旅に出る

こんなことを考えている方にもおすすめです。

今回はWiseの登録方法から海外送金の方法までを図解つきでまとめています。

現在も実際に使っている身として

・手数料が安い

・操作が簡単でスムーズ

・ATMから現金の引き落としが可能

・デビットカード発行可能

などなど、手数料が安いだけでなく、便利でとても使いやすいサービスだと感じています。正直、Wiseなしではこれまでやってこれなかったなと思っています。それくらい重宝してます。

日本在住の方はマイナンバーカードで簡単に登録できます。海外渡航や移住の予定がある方は日本にいる間に登録しておくことをおすすめします。

下記はWiseのキャンペーンリンクです。下記のリンクからアカウント登録をすることで、今なら送金手数料が最大¥75000まで無料になるクーポン、もしくは無料のカード（利用可能な地域のみ）を受け取れます。今後Wiseの利用を考えている方は、もしよければキャンペーンを活用してみてください。

Wise 送金手数料 割引キャンペーン

目次

• 1. Wiseとは？海外送金手数料が安いサービス
• 2. Wiseのメリット・デメリット
• 3. Wiseの登録方法
• 4. Wiseの送金方法
• 5. Wiseの注意点
• 6. まとめ (よりお得にWiseを使うためのコツ)

1. Wiseとは？海外送金手数料が安いサービス

Wiseは、世界中の複数の通貨でお金を送受信するためのサービスです。

通常の銀行を通した国際送金では数多くの銀行を介して送金が行われます。そのため、手数料が高額となり、送金に長い時間がかかりがちです。

一方Wiseでは、独自の送金システムを利用することで余分な手数料をかけずに海外送金ができます。

Wiseの海外送金は、送金側が自国にあるWiseの口座にお金を振り込み、その金額をWiseが受取人の国の口座へと振り込む、国内送金を生かした仕組みです。

他の銀行を中継する必要がないため、手数料を大幅に減らすことができているのです。

日本円に関係する手数料を詳しく知りたい方はWise公式サイトの【手数料】のページを参考にしてみてください。国名を変更すれば他の通貨の詳細もチェックできます。

▷Wise公式サイト｜手数料について

2. Wiseのメリット・デメリット

メリット

□ 送金手数料が安い

□ 送金が早い

□ 透明性のある為替レート

□ 多様な通貨に対応（マルチカレンシー口座）

□ 高い安全性

□ 送金手数料が安い

銀行を通した海外送金に比べて手数料を大幅に削減できます。

以下、主要銀行で海外送金をするときの手数料です。

※送金額や通貨の種類によって異なりますが、基本的には表の金額より高くなります。

2023年3月27日現在

□ 送金が早い

数分から数日で送金が完了するので、急いでいるときでも安心。あくまでもボク個人の経験ですが、今まで1日以上待ったことはなく、すべての取引は数分以内に終わっています。あっという間です。

□ 透明性のある為替レート

Wiseでは実際の為替レートに基づいて送金が行われます。銀行で海外送金をする時に使われる市場レートよりも安いです。また、送金の前に為替レートを確認することもできます。

一般的に、銀行や通貨が交換できるお店などでは実際の市場レートに上乗せをしている場合があります。例えば、実際の市場レートが「1ドル＝120円」でも、交換するときは「1ドル＝125円」として計算されます。

「100ドル欲しいから12,000円必要だな！」と両替所に行っても、受け取れるのは96ドル（12,000÷125＝96）になります。また、実際は事務手数料がさらに上乗せされるので受け取れる金額はもっと少なくなります。

※2023年10月15日より、為替レートが急激に上下した場合は変動の影響を受けた通貨での取引を停止する可能性があります。なお今後、金融市場が不安定な場合または主要ではない通貨を含む取引を行う場合には、実際のコストを反映した手数料が適用されることになります。

□ 多様な通貨に対応（マルチカレンシー口座）

Wiseの口座は「マルチカレンシー口座」と言い、一つのアカウントで複数の通貨を所有できます。世界中の約50種類の通貨に対応しており、様々な通貨間の送金が可能です。

□ 高い安全性

世界中で認められているセキュリティプロトコルを使用。データの暗号化や二要素認証などの対策を行うなど、セキュリティ対策にも力を入れています。

デメリット

□ 為替リスク

「送金手数料の安さ」と「透明性のある為替レート」が特徴のWiseですが、海外送金や外貨交換をするにあたり、為替変動のリスクは避けられません。為替リスクを考えて利用することが望ましいです。

3. Wiseの登録方法

【Wiseの利用に必要なもの】

Wiseのアカウント開設・利用には【写真付き身分証明書】や【マイナンバーカード】、【住所証明書】などでの本人確認が必要です。また、本人確認には通常2営業日ほどかかります。

引用：【公式Wise(旧TransferWise)使い方ガイド

マイナンバーカードは、「日本の顔写真付き身分証明書」と「マイナンバーが確認できる書類」の両方を満たせます。

ちなみに、ボクは送金の早さに甘んじて痛い目を見たことがあります。今後Wiseの利用を考えている方は、とりあえずアカウントだけでも開設しておくことをおすすめします。

Wise公式サイト

※マイナンバーカードを持っていない海外在住の方でも登録可能です。

海外に住んでいる場合は、パスポートなどの【身分証明書】と【現在の海外住所が確認できる書類】で本人確認が可能です。マイナンバーは必要ではありません。

引用：【公式Wise(旧TransferWise)使い方ガイド

【Wiseのアカウント作成手順】

① Wiseの公式Webサイトを開く

以下のWise公式サイトを開きます。

▷Wise公式サイト

②【会員登録】をクリック／メールアドレス登録

③ アカウントの種類を選ぶ

個人利用→【個人アカウント】 ／ 法人利用→【法人アカウント】

個人用口座からの使用を考えている方は【個人アカウント】を選びます。

※ビジネス口座をご利用の方は「企業情報」「企業の登記簿謄本」や「役員の身分証明書」などの書類のアップロードが必要になります。

④ 居住国を選択

海外渡航の予定がある場合でも、現在住んでいるのが日本なら居住国は日本でOKです。

⑤ 電話番号の入力

認証コードを受け取るための電話番号の入力を求められます。

「＋数字」の部分は国識別番号です。国ごとに違う番号が割り振られています。

日本の携帯番号にコードを送信する場合は、＋81の後に自分の番号を打ちます。

次の画面でSMSに届いた認証コードを打ちます。

パスワードを設定するとサイト上での作業は一旦終了です。はじめに入力したメールアドレスにWiseから確認メールが届くので、認証を進めます。

※海外の番号をお持ちの方は下記のサイトから国ごとの識別番号を確認できます。

国番号一覧〈au国際電話サービス〉

⑥ 本人確認書類の提出

アカウント開設を完了させ、Wiseを利用するためには本人確認が必要です。

本人確認に必要な書類は【Wiseの利用に必要なもの】からチェックできます。

4. Wiseの送金方法

アカウント開設の完了後は、Wiseアプリのダウンロードをおすすめします。アプリ内で【入金・送金】や【為替レートのチェック】、【両替】などさまざまな機能を利用可能。

海外渡航後、ボクは基本的にアプリのみ使用しています。

【Wise アプリ】

▷App Store｜Wise

▷Google Play｜Wise

Wiseの送金は以下の5つのステップでできます。

※操作画面の画像はすべてアプリ版です。

① 送金元を選ぶ

② 通貨と送金する金額を選ぶ

③ 受取人（送金先）を選ぶ

④ 送金目的を選ぶ

⑤ 入力情報を確認して送金

5. Wiseの注意点

Wiseの口座に預けられるのは100万円まで

Wiseは銀行ではなく、あくまでも送金サービスを提供する会社です。残高が100万を超えると口座が凍結されてしまうので注意が必要です。

とはいえ、100万を超えた瞬間に口座が凍結するわけではありません。実のところ、ボクは一度100万以上を口座に入れてしまったことがあります。

オランダの家が決まり、デポジットと翌月分の家賃を合わせて送金する必要があったので、一時的にですがWiseの口座に100万以上入れていました。

その後すぐ、Wiseから「100万円以上入ってるので凍結しますよ〜」という恐怖の事前通知が送られてきたので、慌てて妻の口座に送金してなんとか凍結を免れました。

（ちなみにWise間の送金に手数料はかかりません）

つまり、100万を超えた瞬間に凍結になるわけではないということです。

詳しくは以下のWise公式ページをチェックしてみてください。

▷Wise公式サイト｜保有限度額

6. まとめ (よりお得にWiseを使うためのコツ)

Wiseには、よりお得に使うためのコツがあります。それはPayPay銀行を使ってWiseに入金することです。

現在WiseはPayPay銀行と提携しており、Wiseの日本支店はPayPay銀行になっています。そして、PayPay銀行からPayPay銀行への振り込み手数料は無料です。

つまり、PayPay銀行を使うことで入金手数料をかけずにWiseに入金できます。

※PayPay関連のアプリ(銀行含む)は海外のネット回線では使用ができません。早めにWiseを登録しておくことはもちろん、日本にいる間に必要なお金をPayPay経由で入金しておくこともおすすめします。

以上、Wiseのアカウント登録方法・メリットとデメリット・送金方法についてお伝えしました。

安心・便利・使いやすい

三拍子がそろったWiseをぜひ使いこなしてみてください。

Wise公式サイト